『だが、情熱はある』で山里亮太さんが組んだ2つ目のお笑いコンビ『足軽エンペラー』のことが描かれています。
実際に組んでいたコンビ名や当時の状況をドラマでもかなり忠実に再現しているようです。
山里さんが若い頃組んでいた『足軽エンペラー』の相方・西田さんはどんな方だったのか気になりますね。
また、調べてみると山里さんはかなり相方の西田さんを追い込んでいたというエピソードもあります。
こちらの記事では
- 足軽エンペラーのプロフィールと画像
- 足軽エンペラー結成時のエピソード
- 『だが、情熱はある』足軽エンペラー・和男役と西田富男本人の画像比較
- 足軽エンペラーの解散理由は山里さんの追い込み?
- 西田さんの現在は?
についてご紹介します。
【画像】足軽エンペラーの相方・西田富男はどんな人?
『だが、情熱はある』の第3話から登場した、山里さんの2つ目のお笑いコンビ『足軽エンペラー』
実際、『足軽エンペラー』という名前で2000年から2003年まで活動していました。
山里さんいわく『イケメンと組むようにしていた』ということで、ドラマでのキャストもイケメン俳優の清水尋也さんが演じています。
実際の『足軽エンペラー』の西田さんはどのような方だったのでしょうか?
また、『だが、情熱はある』の中では、『和男』という名前になっていますが、実際の相方の名前は『西田富男』さんです。
それでは足軽エンペラーのプロフィールを見ていきましょう!
また、山里さんの著書「天才はあきらめた」から引用させていただきながら、足軽エンペラーについてご紹介していきます。
山里亮太プロフィール
- 名前 山里亮太(やまさとりょうた)
- 担当 ボケ
- 生年月日 1977年4月14日
- 出身 千葉県千葉市
- 血液型 AB型
- 学歴 関西大学文学部教育学科卒業
- コンビ 元・侍パンチ
西田富男プロフィール
- 名前 西田富男(にしだとみお)
- 担当 ツッコミ
- 出身 兵庫県加西市
- 血液型 A型
富男さんの経歴は山里さんいわく「なかなかスパイシー」なものです。
もともとは暴走族のリーダー、その後ホストを経て、お笑いの道にきたとのこと。
正直、族の現役時代の富男さんなら、立場は逆だっただろうと山里さんは回顧しています。
山里さんの二つ年下ですが落ち着いていて、身長は山里さんよりも高く(山里さんは身長178㎝なのでかなり高い!)、栗むき器を作る工場の跡取り。親に無理を言ってお笑いの世界に飛び込んだ人でした。
「僕は山ちゃんを天才だと思ってる。だから組ませてもらえるだけでありがたいんだ」
と西田さんは芸人仲間に話していました。
足軽エンペラー結成のエピソード
山里さんと西田さんの出会い
山里さんと西田さんはNSCの講師の仲介でお見合い的に出会いました。
初対面での山里さんから見た西田富男さんの第一印象は
「目の前でにこやかに僕に挨拶をしてきた好青年。見た目は、がっしりとした体格に、少しごつめの骨格だがブサイクではない。ものすごくあっさり系のゴリラという感じ。男前の部類に入るだろう。何よりアパレルで働いたことがあるという経歴が証明されるようなファッションセンス、これはいい」
というものでした。
「笑いは自分でとる。相方には(自分にはない)ルックスの良さで客を引っ張てくる男がいい」という傲慢なのか謙虚なのかわからない姿勢の山里さんですが、西田富男さんは「山ちゃんと組めるなんて嬉しいです」的な感じで来てくれたそうです。
その瞬間、前回の『侍パンチ』では地獄のように相手のダメ出しばかりをしていたことが原因で「もう許してくれ」と言われ、解散に至った自分の反省が消えた・・・と著書に記されています。
そして、『足軽エンペラー』としてコンビ結成するやいなや、山里さんは西田さんに沢山の要望をします。
山ちゃんが西田さんに依頼した要望
- 24時間お笑いのことだけを考えていてほしい
- 芸人の先輩との飲みの関への積極的な出席
- 吉本の社員さんとの密な関係の構築
- 女性ファンの獲得のために常におしゃれでいてほしい
- ついでに僕のファッションも見立ててほしい
- 僕がネタ合わせしたい時は全ての予定を蹴ってでも来てほしい
- ネタには前向きなコメントだけしか言わないでほしい
このあたりのくだりは、『だが、情熱はある』の第3話でも、ほぼ再現されていましたね!
それにしても、かなり沢山のことを一気に要望しています。これもまじめで一生懸命な山里さんの一面を表しているようにも見えますし、本来の妬みや嫉妬も合わさり、ドラマの第4話でどうなっていくのかも気になるところです。
西田さんは、この沢山の要望を「頑張る」と満面の笑顔で引き受けました。
山ちゃんのスカーフスタイルは西田富男さんの提案
山ちゃんといえば、『南海キャンディーズ』で有名になった時、『スカーフ』が印象的でした。
実は、このスカーフスタイルは、足軽エンペラーの時に西田富男さんが提案してくれたことが始まりでした。
ファッションセンスがいい西田さんのアイデアだったんですね!
【だが、情熱はある】足軽エンペラーのキャストと本人比較画像
『だが、情熱はある』の足軽エンペラーは森本慎太郎さんと清水尋也さんが演じていますが、実物の足軽エンペラーとはどれくらい似ているのかも気になりますよね。
ドラマと実物の似た雰囲気の画像を比較してみたのが、こちらです!
足軽エンペラー・ドラマと実物の比較画像
山里さん、足軽エンペラー時代からスカーフしてますね!
赤いめがねと髪型もそっくりです。
ドラマを見ていると、森本さんが山里さんにしか見えなくなってきます。
西田さん(ドラマでは和男)は、口元や表情がとても似ている感じがしました。
また、ファッションも革系のジャケットを着ているところとか、おしゃれな感じが再現されていますね。
足軽エンペラーはガチンコ漫才道で優勝していた!
足軽エンペラーはTBSの番組「ガチンコ!」のガチンコ漫才道で優勝しています。
火曜日夜9時のゴールデンタイムに放送されていた人気番組で、メインMCはTOKIOでした。
企画は、大阪の漫才の重鎮・巨人師匠のもと、最後の一組になるまで戦うというものです。
西田富男さんがツッコミ、山里亮太さんがボケを担当し、順調に勝ち上がっていきました。
そして、900人くらいのお客さんの前で開かれたファイナルで、『足軽エンペラー』は見事優勝しました。
足軽エンペラーの解散理由は山里の追い込み?
『ガチンコ漫才道』で優勝した足軽エンペラーは頑張っていける。そう信じていた2人ですが、解散の影が忍び寄ります。
久しぶりのテレビ番組のオーディションに合格し、熱が入りすぎていた山里さんは自分の中にある不安をすべて「富男さんができてないから手ごたえがないんだ」と相方を追い詰める悪い癖が出てきていました。
テレビ番組前日、いつものネタ合わせに遅れてきた西田さん。「ごめん・・・」と言いかけたときに、山里さんは何の躊躇もなく怒鳴りつけました。
「ドン」という鈍い音。富男さんが壁を殴った音が山里さんの罵声を止めました。
そして初めて富男さんは感情をむき出しにして
「殺すぞコラ!」
怒鳴り声をあげながら、近くにある自転車を両手に1台ずつ持ち、それを山里さんに向かって投げて大暴れ。
実はこの場所は交番でしたが、警察官は見てるだけで助けにきてくれません。その理由は、いつもネタ合わせの時の山里さんのひどさを見ていて、いつかこうなると思っていたからとのこと。この時のことを山里さんは「富男君は国公認の大暴れをしたのだった・・・」と著書で書かれています。ドラマでは、この警察官役を『柳沢慎吾』さんが演じてましたね!
そして西田さんの口から「もう無理だわ、解散する」「じゃあ」と西田さんは去っていきました。
この時の光景は、山里さんいわく、傲慢な王様と従順な家来の映画のようだったとのこと。
富男さんは去ったあと、山里さんの携帯電話を鳴らします。
山里さんのキャリアに傷がつかないように、明日のテレビ番組には出演する。そして、その出演をコンビでの最後にすることを伝えました。
西田さんが別の仕事をやってみたいと言ったため、2003年3月下旬解散。
とネットでは書かれている情報もありましたが、実際のところは、山里さんの地獄の追い込みに耐えかねた西田さんから解散を言い渡された。が事実のようです。
足軽エンペラーがネタ合わせをしていた場所や警察官役についての記事はこちら
足軽エンペラー・相方の西田富男さんの現在
足軽エンペラーの西田さん、現在は何をされているのでしょうか?
2009年前後の情報では、アパレル店員をしていたとの情報がありました。
相方の西田富男さんが「やりすぎコージー」に出てましたが、今は、大阪の北堀江でアパレル関係の仕事(ショップの店員)をしているとのこと。
Yahoo!知恵袋 2009年
2020年の金スマに元相方として、西田さんが出演しました。
西田さんは芸人をやめた現在は、建設会社の社長をされているという情報を見つけました。
下の金スマ出演時の画像でも、西田富男さんはとてもおしゃれですね。雰囲気的にアパレル関係の方にも見えますが、建設会社の社長という話もあり、どちらが正しいのか、または別の仕事をされているのか、もう少し調査していきたいと思います。
楽しそうにお話されていますね!
そして、山里さんと若林さんの番組『もっとたりないふたり』にもサプライズでVTR出演。
「山ちゃん、申し訳ないと思わないでくれ。本当に楽しかった」
「山ちゃんと組めて良かった」
とコメントから、西田富男さんの懐の深さがうかがえますね。
まとめ
足軽エンペラー相方西田の画像!解散理由は山里の追い込み?現在は何してる?
というテーマでお伝えしました。
西田富男さんを振り返ってみますと、コンビを組んでいた当時から、山里さんのことを「天才」と思っていて、きっと現在も変わらず、そう思っているのではないかと想像します。
最近になって、山里さんが出演した番組にサプライズでコメントをされている内容からも、「感謝」という気持ちが伝わってきて、西田さんがすばらしい方なのだと感じますね。
西田さんが出会った頃から思っていたように、現在では山里さんのことを「天才」だと多くの人も思っているのではないでしょうか。
足軽エンペラーの実話エピソードを知った上で、ドラマを見るとまた違った楽しみ方がありますね。