SMAPの解散理由5つをわかりやすく時系列で要約！裏で何が起きていたのか？

2023-04-272023-08-16

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2023年4月30日(日)放送の『まつもtoなかい』の初回ゲストに香取慎吾さんが出演することが発表されました。

ネットでは「絶対見ます！」「ふたりの共演がうれしすぎる」と歓喜の声が相次いでいます。

『まつもtoなかい』の公式twitterによりますと、中居さんと香取さんの共演はなんと「２１９９日ぶり」とのこと。

SMAPが解散してから、いつかそんな日がきたらいいなと夢に見ていたことが夢ではなくなる日がついにきました。

こちらの記事では、この感慨深い記念すべき日に備えて、

なぜSMAPは解散したのか？理由を5つの観点からわかりやすく要約
SMAPの解散のきっかけから解散までの時系列まとめ
SMAP解散後、現在までのメンバーの歩み

について5つにわけて、わかりやすくご紹介します。

本当のところや気持ちまで推し量ることはできませんが、おおよそ事実と思われることをあらためてまとめていきます。

まつもtoなかいに香取慎吾出演！６年ぶりの共演！

中居正広さんが松本人志さんと共に意欲的に挑戦する新しいレギュラー番組『まつもtoなかい』が2023年4月30日にスタートします。

松本さんは、この番組のために『ワイドナショー』を降板してまで挑むことが話題になっていて、２人の力の入りようが伝わってきますね。

中居さんは昨年体調不良で休業、レギュラー番組の低視聴率が心配されるなど、良くないニュースが続き心配されていました。今年に入り、1月14日に「中居正広のキャスターな会」（テレビ朝日系）と「中居正広 ON&ON AIR」（ニッポン放送）、17日に「ザ！世界仰天ニュース」（日本テレビ系）に元気な姿で復帰しました。

3月のWBCでは「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を現地から見事なレポートで務め上げ、高い評価を得たばかり。中居さんを取り巻く環境は順風満帆、最高のコンディションが整っている状態です。

そして、『まともtoなかい』の初回ゲストが”香取慎吾さん”というビッグニュース。夢でも見ているのかと思うような嬉しい告知にとても多くの人が喜んでいます。

二人の共演は「２１９９日ぶり」実に6年という期間を乗り越えて、フジテレビに２人が揃います。

SMAPの解散までのいきさつは、とても衝撃的な出来事の連続で、「一体何が起きているのか」日本中の人がその動向を注視していました。そして解散後も、色々なことがあり、中居さんと香取さんの２人がテレビ番組で共演することは二度とないかもしれないと誰もが思っていたかもしれません。こんなにうれしいことはありませんよね。

そこで、お二人の共演が実現するにあたり、あらためて、SMAPの身にどんなことがあって、現在に至ることができたのか、わかりやすく要約してみましたので、一緒に振り返ってみましょう。

なぜSMAPは解散？理由5つを時系列でわかりやすく要約！

SMAPが解散したのは、2016年12月31日。

グループは1988年にジャニーズJr.6名から結成され、1991年にCDデビュー。活動期間は28年間に及んだ「国民的グループ」でした。

SMAPが解散に至った理由をわかりやすく要約していきます。

まず、前提としてSMAPが解散へ向かった決定的なきっかけとなったのは、『週刊文春』2015年1月29日号掲載のメリー喜多川(副社長)さんに対するインタビューだったと考えられています。

メリーさんは、この時、週刊文春からの「最近、ジャニーズ事務所は派閥争いがあるようですね？」という質問と、娘のジュリーさんのことを「後継者”候補”」と呼んだことに過剰反応したと言われています。

理由①社内の確執に巻き込まれた

解散の大きな理由の一つに「後継者争いに巻き込まれた」という背景があります。と言っても、実際には後継者争いをしていたわけではなく、メリーさんとジュリーさん親子とSMAPの敏腕マネージャーの飯島三智さんの間に生まれてしまった確執でした。

ジャニーズ事務所にとって、1990年代はアイドル氷河期と言われるほどのバンドブームで、ジャニーズ事務所にとっては不遇の時代でした。そんな大変な時期に飯島三智さんは、類まれなマネジメント能力でSMAPを国民的グループに押し上げます。その功績は大きく、次期社長と言われていた藤島ジュリー景子さんを大番頭として支えながら、ジャニーズは安泰と言われる時代を築いていました。

しかし、年々母親のメリーさんが飯島さんを警戒するようになっていきました。理由はジュリーさんと飯島さんのマネジメント能力に各段の差があったためです。世間や社内での飯島さんの高い評判を面白くないと考えるようになっていたようです。

ジャニーさんに認められて若手グループのマネジメントを次々と任される飯島さんが自分たちの権力の座を脅かす存在にしか見えなくなり、テレビ番組でジュリー管轄と飯島管轄のタレントの共演をさせないなど、あからさまな態度に表し、事務所の仕事に支障をきたすようになっていきました。このように当時のジャニーズ事務所はSMAP解散へと向かう不穏な空気が上層部の間で漂い始めていたのです。

理由②きっかけは週刊文春！飯島とSMAPは移籍を画策し頓挫

週刊文春2015年1月29日号掲載のメリーさんへのインタビューが、SMAP解散のきっかけになったと語られています。

週刊文春から聞かれた「派閥争いがあると噂がある」という話と「ジュリーさんのことを次期社長候補」と呼んだことで、一気に今までくすぶっていた危険な火種が燃え上がります。

メリーさんは「派閥など存在しない」と言い、「実在しない『派閥』があると思わせるようなことがあったとしたら、飯島を注意します。今日辞めさせますよ」ときっぱり。

すぐにインタビューをしていた事務所の2階に飯島さんを呼び出し、SMAPのダメ出しや、飯島さんの批判やダメ出しを始めます。そして「派閥争いはあるのか？」ときつく質問された飯島さんは「神に誓ってありません」と答えます。

それなのに、さらに権力の誇示のためもあったのか「もし、それが事実なら、SMAPを連れて事務所を出なさい。私はジュリーを残し飯島は辞めさせます。」と述べました。

飯島さんはこの時をきっかけに、事務所に行けなくなり、一蓮托生のSMAPを連れて独立することを画策します。

実際、飯島さんは芸能界のドンと言われる田辺エージェンシーに自分とSMAPの引き受けをお願いし、2016年9月に契約することでまとまりかけていました。

しかし、2015年に行ったメンバーへの聞き取りで、中居さんは移籍への迷い、木村さんは事務所残留を希望していました。このため、5人全員での移籍が前提の話は頓挫しました。

理由③SMAP×SMAPの謝罪放送で確執と不信感が高まった

日本中が一番衝撃を受けたのが2016年1月18日の冠番組『SMAP×SMAP』の放送でSMAP５人の謝罪メッセージを流したことでした。

この数日前、この移籍騒動が報じられるという情報が入り、先手を打って1月13日付の日刊スポーツなどに

飯島さんは2月に退社
木村さんを除く4人が飯島さんと事務所を退所する
SMAPは解散する

という報道をわざと許しました。テレビの情報番組などはこのニュースで持ち切りになります。

そこでのちに「公開処刑」と言われる謝罪放送が2016年1月18日のスマスマの時間枠で行われました。

黒いカーテンの前にスーツ姿の５人が並び、ネクタイの色が木村さんだけ白っぽく、他の4人は黒でした。この色の分け方についても多くの憶測を生みました。「あからさますぎる」「見てられない」といった意見がネットを席巻しました。

なんとこの時の瞬間最高視聴率は３７．２％。謝罪だけでこれだけの視聴率があったということに、日本中の関心の高さが表れています。

この時の立ち位置、衣装、話す内容は全て事務所から決められていたこと。

草なぎさんは「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、今、僕らはここに立ててます。5人でここに集まれたことを安心しています」と述べますが、用意されていたセリフでした。

視聴者の多くはこの光景を異様だと感じました。ジャニーズの強烈な圧力と手法を目の当たりにし、そのやり方に衝撃が走りました。この謝罪で浮かない顔をしていたSMAPを見ているのも辛いという声が多かったのを記憶しています。木村さんと4人、木村さんを除くSMAP＆飯島さんと事務所の間に確執と不信感がさらに高まります。

「これは何か大変なことが起きている」誰もが察知できるレベルでした。